こんにちは
「即位の礼」が10月22日(火)から31日(木)までの間、国の儀式として行われます。
儀式には、200近い外国の元首・祝賀使節が招かれ、参列をします。
そして10月22日(火)には「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」が宮中で行われます。
「即位礼正殿の儀」とは御即位を公に宣明され、その御即位を内外の代表がお祝いする儀式です。
10月22日(火)は、今年に限り休日となり、天皇皇后両陛下のパレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」も行われます。
その時に両陛下が使用する車両について詳しく知りたいなと思いましたので、今回はパレードで使用するオープンカーの車種や値段などを調査しようと思います。
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「即位礼正殿の儀」パレードで使用するオープンカーの車種
令和元年10月22日のパレードで使用する車は、トヨタのセンチュリーのオープンカーに決まりました。
平成に変わったと時のパレードでは、ロールスロイスが使用されましたが、その時の車両を使用せず新車が使われます。
パレードで使う車については式典委員会が「国事行為のパレードに相応しい車」としていくつかの要件を設定しました。
その要件とは
- 後部座席乗車時に天皇皇后両陛下のお姿が見えやすいこと
- 整備・保守サービスを継続的に受けることのできること
- 儀式終了後の有効活用や日常の保守管理が出来やすいこと
などの要件の中、トヨタのセンチュリーが選ばれました。
車両については9月下旬に内閣府に納車されました。
新天皇祝賀パレード、車両は「センチュリー」 – 日本経済新聞 https://t.co/QnUTCIXUbT 政府は17日の一連の皇位継承の儀式に関する式典委員会で、新天皇と皇后が皇居周辺をパレードする「祝賀御列の儀」で用いるオープンカーとしてトヨタ自動車の「センチュリー」を採用すると決めた。安全や環境面で… pic.twitter.com/9lPwiRHj6d
— Gnews (@Gnews__) January 17, 2019
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オープンカーの値段
プロパガンダ
天皇陛下の即位式のパレードで使われる車が完成、センチュリーを改造
天皇陛下の即位を披露する10月22日のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」で使う車が完成した。
トヨタ自動車の高級車「センチュリー」を特注で改造し、オープンカー仕様にした。月内に内閣府に納車される。 pic.twitter.com/DjRm6S0RfW— 怜ちゃん (@senyarize_l602s) September 18, 2019
新天皇が即位を国民に披露するパレード「祝賀御列の儀」で使うオープンカーの調達費として、総額8千万円が計上されています。
ひえ~っ!という感じですが、日本でもっとも大きな行事で天皇皇后両陛下が乗られる車ですから最高級でなければなりませんね!
内容としては、特注でオープンカーに改造し、後部座席が前列よりも4cm高く、背もたれの傾きを25度に固定して座席の角度が調節されるなど、沿道から両陛下のお姿を見えやすくするためにの工夫も施されています。
また、衝突回避や自動ブレーキシステムや後部座席のサイドエアバッグなども備えられていて、安全面でも最大限配慮した作りとなっていて、とても安心です。
ちなみに一般販売のセンチュリー等の価格は下記の通りです。
「センチュリー」(一般販売) | 1,960万円(車体販売価格) |
「センチュリーロイヤル」 (天皇皇后両陛下が乗車する標準車) | 2,250万円 |
「センチュリー」(令和祝賀御列の儀で使用する車) | 8,000万円(改造費等含む) |
こうみると、令和祝賀御列の儀で使用する車の改装費が高価なのがわかります。
また平成時に使用したロールスロイス製のオープンカーは全長5.27メートル、全幅1.86メートルでしたが、今回使用するセンチュリーの大きさは
全 長 | 5.34メートル |
全 幅 | 1.93メートル |
燃 費 | 13.6km(1リットルあたり) |
となっています。
ロールスロイスより若干大きな作りになっています。
政府高官は「実質的には約8000万だが、それ以上にピカピカに手入れがなされ、大変な手間がかかっている」と述べています。
要するに値段は高いけど、それ以上の価値のある車が準備出来た!というところでしょうか。
パレードで披露される日がとても待ち遠しいですね!
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式典終了後の車の使い道は
祝賀パレードは、午後3時30分に皇居を出発します。
国会正門前などを通過して赤坂御所へ向かう4.6キロの道のりです。
台風など悪天候の場合は実施を延期し、予備日である10月26日に行われる予定です。
式典終了後、使用した車はどうするのでしょうか?
今回は、内閣府の管理のもとで、11月上旬頃から東京・京都の迎賓館で展示される事が決まっています。
また、東京五輪など様々な行事で有効に活用していくことも検討しています。
と言うのも、前回までは宮内庁で保管されていて「即位パレード」と天皇陛下が皇太子時代の「ご成婚パレード」のわずか2回しか使用されませんでした。
しかし今回は内閣府に納車され、管理される事となったため、様々な行事で有効に活用していくことが可能になりました。
すばらしい車が私たち国民に間近で披露され、行事等で使われる事により、良い意味で天皇陛下が近い存在に感じる事が出来ますね。
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まとめ
今回は、
即位礼正殿の儀のパレードで使用するオープンカーの車種や値段などについて紹介しました。
10月22日(火)は、国民こぞってお祝いするため、今年に限り休日となります。
私は宮崎県在住のため、新天皇祝賀パレードを観に行くことは出来ませんが、儀式の模様は政府インターネットテレビでライブ中継される予定なので、拝見しようと思っています。
また、いつかパレードに使用された御料車をお目にかかれたらな~とも思っています。
パレードが無事に開催されることをお祈り申し上げます。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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