任期満了に伴う東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)が行われます。
現東京都知事の小池百合子知事は6月12日に記者会見を開き、再選を目指し無所属で立候補すると表明しました。
東京都知事選挙をめぐっては、日弁連・日本弁護士連合会の元会長の「宇都宮健児」氏や熊本県の元副知事「小野泰輔」氏などが立候補を表明して話題になっています。
果たして、小池知事の再選はあるのでしょうか?
今回は都知事選の最新情勢は?結果予想や小池都知事の当選の可能性は?と題して
- 都知事選2020の最新情勢は?
- 都知事選2020の結果予想!
- 都知事選2020小池都知事の当選の可能性は?
などについて調査したいと思います。
スポンサーリンク
都知事選2020の最新情勢は?
6月15日、れいわ新選組の山本太郎代表が国会内で会見し、東京都知事選挙に立候補する意向を表明しました。
会見で山本太郎代表は、日弁連元会長の宇都宮健児氏とこれまでに2回会談し立候補について調整したことや、野党統一候補として出馬できないかを野党各党と調整したものの、いずれも不調に終わったことを明らかにしました。
これまでの会見では、出馬の可能性は50%だと話していました。
立候補の理由については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で都内でも生活に苦しむ人々が増えたとして「生活の底上げをめざす」と述べました。
また、選挙では、延期が決定している「東京五輪」「パラリンピック」のありようや、持論とする消費税減税などを主張する方針です。
「総理大臣をめざすということと都知事をめざすことに矛盾があるじゃないか!」という声がありますが、残念ながら私の中にまったく矛盾はありません!#山本太郎を都知事に #東京都知事選挙 #山本太郎 pic.twitter.com/cThvwgUEsH
— はるこ (@harukohaharuko) June 15, 2020
山本太郎さんは、とてもわかり易い言葉で政治活動を行ってます。また、考えにブレがなく歯切れの良い破天荒な発信で若者を中心に有権者の心を掴んでいます。
ただ応援していた人には「総理大臣を目指す」と言った山本太郎さんに期待していた方も多く「なんで都知事?」と思っている方もいらっしゃると思います。そのように心が離れそうな方を、今後の選挙活動でどう心を掴むのか巻き返しに注目です。
6月18日(木)に告示ですが、山本太郎氏を含めこれまでに次の18人が立候補を表明しています。(6月15日現在)
- 小池百合子(67)(無・現)
- 宇都宮健児(73)(無・新)
- 小野泰輔(46)(無・新)
- 桜井誠氏(48)(諸派・新)
- 七海ひろこ氏(35)(諸派・新)
- 西本誠氏(33)(諸派・新)
- 平塚正幸氏(38)(諸派・新)
- 古田真氏(73)(諸派・新)
- 立花孝志氏(52)(諸派・新)
- 山本太郎氏(45)(諸派・新)
- 石井均氏(55)(無・新)
- 市川浩司氏(58)(諸派・新)
- 岩橋健一氏(52)(無・新)
- 込山洋氏(46)(無・新)
- 竹本秀之氏(64)(無・新)
- 長澤育弘氏(34)(無・新)
- 久田眞理子氏(54)(無・新)
- 山口節生氏(70)(無・新)
スポンサーリンク
小池百合子 知事
小池百合子知事は6月12日に会見を開き、再選を目指して都知事選に立候補すると正式に表明しました。
小池知事は「再出馬に決意を固めた。都民のご推挙を得るべく戦いに挑みたい」と述べ、「もう一度新たな気持ちで都知事選に臨む観点から推薦は求めない」と会見で明言。
政党からの推薦は受けず、無所属で出馬する事を決意。小池知事の意向を受けて、推薦を検討していた自民党は、自主投票を決定しました。
小池知事は12日の会見で、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を11日に解除したことなどを挙げ、「コロナ対策に終わりはないが、この段階で表明することにした」と説明。
前回の知事選で掲げた「東京大改革」に触れ、「『東京大改革2・0』を旗に審判をいただく選挙戦を展開したい」と語りました。
「これまで進めてきた4年間の東京大改革を更に進めるため」小池都知事が「東京大改革2.0」をあげて都知事選へ出馬表明。
サンデーモーニングでさえ小池知事の過去の疑惑や都政運営に対する疑念には一切触れず。小池批判をタブー化するメディア(TV)が誘導する「小池圧勝」の雰囲気作りは危険過ぎる。 pic.twitter.com/A8hqZZMnRc— Siam Cat_036 (@SiamCat3) June 14, 2020
小池氏は衆院議員、環境相、防衛相を経て、2016年8月に女性初の都知事に就任。
2017年10月の衆院選では「希望の党」を設立して、候補者を擁立したが惨敗し、党代表を辞任。
現在は地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務めています。
スポンサーリンク
宇都宮健児 氏
5月25日に自身のツイッターで立候補を表明しました。
これまで多くの都民・市民の方々から都知事選への立候補の要請を受け、徐々に出馬に向けた決意を固めて参りましたが、緊急事態宣言が解除された後に出馬の意思表明をしようと思っていました。今日東京都も緊急事態宣言が解除されることになりましたので、都知事選への出馬を表明させていただきます。
— 宇都宮けんじ (@utsunomiyakenji) May 25, 2020
2014年と2016年に続き3度めの出馬です。
人権を守る不屈の弁護士として反貧困を掲げ、「誠実さ」と「強い信念」で弱者救済活動を一貫して続けてきた宇都宮健児さんを応援する声は多く、6月11日に開かれた「宇都宮健児さんとともに都政を変えよう!三多摩決起集会」では「都民1398万人の命と暮らしを守り抜く都政を確立するために全力で闘います」と挨拶されました。
宇都宮さんの出馬を受け「立憲民主党」「日本共産党」「社会民主党」が宇都宮を支援する方針を決めています。
今日5月27日(水)午前11時から都庁記者クラブで都知事選出馬の記者会見をして来ました。今回の都知事選は「都民一人ひとりの生存権がかかった選挙である」ことを強調して来ました。 pic.twitter.com/gydy9CTTqa
— 宇都宮けんじ (@utsunomiyakenji) May 27, 2020
他の立候補者については随時追加していきますので宜しくおねがいします!
スポンサーリンク
都知事選2020の結果予想!
今回の都知事選は「小池都知事」と「宇都宮健児」氏の一騎打ちになると予想します。
宇都宮氏は2012年の都知事選では「猪瀬直樹氏」に続き2位、2014年にも「舛添要一」に続き2位の票を獲得しています。
今回、宇都宮氏には「立憲民主党」「日本共産党」「社会民主党」の支援が約束されています。
今後の選挙活動で野党派票をどれだけ集められるかが宇都宮氏の鍵となりますが、小池都知事は「無党派層」と「自民党支持層」の支持を多く持っています。
今後の選挙活動でどうあげていくのか? また2人以外の立候補者がどのような戦術で有権者を獲得していくのか、今後の状況の変化は追記していきますね!
スポンサーリンク
都知事選2020小池都知事の当選の可能性は?
小池都知事の当選の可能性ですが、スバリ「可能性大」だと思います。
先程も述べましたが、小池都知事の強さは「無党派層」と「自民党支持層」の支持率がそれぞれで過半に達していることにあります。
今回の選挙のポイントは3つ
- 新型コロナウィルスの対応
- 小池都政4年間
- 東京オリンピック・パラリンピックの運営と経費
新型コロナウィルスの対応については「ある程度感染者数を抑え込んでいる」との評価があります。
しかし4年前の選挙で掲げた「7つのゼロ」を目指すという公約について、「待機児童ゼロ」「介護離職ゼロ」「残業ゼロ」「都道電柱ゼロ」「満員電車ゼロ」「多摩格差ゼロ」の6つは未達成だったことに対しての厳しい評価もあります。
出馬会見では「決意」という言葉から始まり、「振り返ってもう一度原点に戻る」。そして「東京大改革2.0を旗に都民の審判を仰ぐ」と述べました。「7つのゼロを原点に帰って実行します」私にはそうとれました。
選挙戦では「無党派層」と「自民党支持層」に対し4年間で達成できなかった事をどうやって行くのか?を説明する事がポイントとなりそうですが、都知事である今、それらをアピールする場は多くありますので結局は小池さんが再選という形でオリンピックを迎えるんじゃないか?と予想します。
スポンサーリンク
まとめ
今回は都知事選の最新情勢は?結果予想や小池都知事の当選の可能性は?と題して
- 都知事選2020の最新情勢は?
- 都知事選2020の結果予想!
- 都知事選2020小池都知事の当選の可能性は?
などについて調査しました。
公示か迫っていますが情勢は日々変わってくると思います。
状況が変わり次第、この記事も更新追記していきますので、チェックしに来てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スポンサーリンク
コメント